風邪が僕にくれたもの

起きた。１０時過ぎだ。ああ、頭がいたい。寝すぎだろうか。そんなことを思っていたが、とりあえず、図書館に本を返しにいく。自分が図書館大好きなことを再確認。図書館司書ってどうやったらなれるんだろう。

帰って来ても、やはり、頭がいたい。で、横になると寝てしまう。寝すぎだと思ってたので、これは悪循環だと思うが、どうしょうもない。試しに、熱を計ってみた。何と３８度。これには驚いた。で、もう一回計ってみたら３６度。この体温計への信頼がぐーんと下がったが、平熱が３５度なので、熱があるのは魔違いない。大義名分。何もできてないことへの大義名分。気持は軽くなり、布団に入り込んだ。風邪じゃあ、仕方無い。だって、３８度あるかもしれんもん。こりゃあ、何にもできねえや。一応、読んでいる論文と、さっき図書館で借りて来た本を枕元に置いて、楽しい日曜日は過ぎていった。