男亡者の泣きぬるところ
「男」がかかえている不安感。これは何だろうと思ってこの台本を書きだしました。書いてるうちに思ったのですが、「男」を深刻に考えるほど笑いごとになっていくのはどうしたわけでしょう。「笑い」に徹することが「男」の不安を描くことだと今では確信しています。
ぜひ、女の人にみてもらいたいです
らしい。内容は、二人の男がエレベータに閉じ込められて云々というもの。ここの劇団はずっと見に行ってて、親近感もわくし、さすがに安心感がある。客層もそんなのが多いのか、よく笑いが起こる。今回は、釣られて笑うことがないように、気を引き締めてかかったが、やっぱり笑ってしまった。面白いや。一喜一憂を繰り返す劇中の二人は、本人は真剣なんだけど、やっぱり外から見たらおかしなものなんだな、とほぼ術中にはまった感想を持った。しかも、そういう部分が、自分にもあるなあと思ってしまった。
いいものを見た後はエネルギーをもらって、エネルギーが余る。直ぐになんかしたいけど、あとは帰るだけ。思わず、演劇好きな友人にメールしてしまった。すいませんでした。