「金色のガッシュ」雷句誠
![金色のガッシュ!! 33 (少年サンデーコミックス) 金色のガッシュ!! 33 (少年サンデーコミックス)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/31ZuXzos6BL._SL160_.jpg)
- 作者: 雷句誠
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/06/18
- メディア: コミック
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実に良い漫画だった。良い最後の戦いだった。サンデーでも読んでたけど、続けて読むと倍楽しいな。ぐっとくる。
つい、師匠とされる藤田和日郎先生の「うしおととら」と比較してしまうけれども、ダニー登場からの、魔物の子の登場シーンは素晴らしい。「お前達のたびは無駄ではなかった」で鳥肌たった「うしおととら最終回好き過ぎる症候群」は待ち望んでいたのではないか。そして「戦いに負けた魔物の子は魔界に帰る」という物語の性質上、どんなに先が楽しみでも途中退場してしまう魔物の子達の見られなかった最強術を見せるサービス。良かった。
さらりと登場させるくせに魔物の子とパートナーに物語を持たせたり、術の名前に規則性を持たせたりする物語が溢れてそうな演出が好きだった。一つ一つのエピソードが積み上がっている感じが良かった。最近は清麻呂がガッシュを導いている気がしていたけども、卒業式のシーンで、昔はガッシュが清麻呂を導いていたのを思い出した。良い漫画だったなあ。