結界師11
- 作者: 田辺イエロウ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/02/17
- メディア: コミック
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葬式の場面があって志々雄限が死んだことは確定なんだなあと実感した。扱われ方とか登場期間からレギュラーキャラかと思いきや本当に死んじゃうんだもんなあ。今度は松戸のような言い訳もなく、まさか生き返るとかそういうのでもないだろう。特に感情移入していたわけでもないのに、こうぽっかりと空虚な穴があいたような気持ちになるのは、漫画ではあんまり体験したことなかったなあ。一番何かを失ったときの感覚に近い気がする。
もしかして最終決戦が近いんだろうか。このマンガ終わるのかな? 作者のあっさりさならやりそうだ。復讐を誓った牙銀も闘う場面もなく2ページで死んでたし。そういう観点で巻末の読者のイラストコーナーを見ると、での作者のコメントが凄い淡々としているように思えてきた。大将(大賞)へのコメントが「なんかカッコ良さげなので選びました」選ばれた方もなんか喜びにくいような。
松戸平助の登場と暴れっぷりはゾクゾクした。うしおととらを思わせる加賀美君の妖っぷりは素晴らしい。一瞬で数対の敵を串刺しにした奴とか、デカイ蜘蛛になって暴れまわるところとか。不気味で速くて強い。妖はこうでなくっちゃあ。