「あれから、1年かぁ…」「そうだね…早いね」
今、演劇ビギナーズユニット2006*1というのに参加してみようか迷ってる。演劇初心者を対象に何回かの講座を経て最終的に公演までやる企画だ。仕事は当分忙しくならないが、場所が遠いし午後6時は不可能だと諦めたのだが、気付けば僕の部署はフレックスなのでその日早く行けば解決してしまう。どうしよう。
参加しようと思う理由をなるたけ赤裸々に羅列すると
- なんか、出会いが欲しい
- 暇があるならなんかしたほうが良いという考え方には反発を覚えるが、反論もできない
- 後悔するようなやり方をやってきた自分に後悔する(一生懸命やるってかっこいいな)
- なんか面白いことをやってる人達への憧れ
- 最近会った演劇やってる友人と飲んだこと
- なんか、大きな声で叫びたい
不安要素を挙げると
- あがり症だ
- 演劇に幻想を見ている
- 演劇をやりたいのでなくて、演劇をやっている人になりたいのではないか?
- 記憶力が悪い
ここで秘蔵の心本(「図解 夢をかなえる人の手帳術 あなたの青い鳥と出会う方法51」藤沢優月)を取り出すと、
10 BE−DO−HAVEでしたいことを確かめよう
…(中略)
書き込んだことに矛盾が出なかったら、うまくゆく可能性が高いといえます。
あなたの中で、BE(こうありたい)、DO(こうしたい)、HAVE(これをもちたい)が自然に調和している状態だからです。
…
「自分のことはハートで決めよう」というモットーの下で、その「心の声」を確かめるやり方としてBEとDOとHAVEを考えてみようということ。今の場合、まずDOがあって、
DO:ビギナーズユニットに参加する
BEは上の羅列からとってきて
BE:面白いことを一生懸命やっている
HAVEは何だろう。演劇的経験値か、いやここは
HAVE:彼女
だろう。正確だ。
…しかし、矛盾というか、HAVEが経過をすっとばしている。その前にあるのは何だ?考えるなら、「自信」だろうか、「仲間」だろうか、「感動した思い出」なのか。「高めた自分」?
去年演出したごまのはえさん(ニットキャップシアター)が、主催している東山青少年センターのブログに、去年のビギナーズ体験について振り返り、書いている。
つまり「最後には感動する」というシナリオのなかにいるような感覚。
もちろんそんなシナリオないはずなんだけど、結果的に感じることができればいい感動を、
稽古中に皆意識しすぎて、そっちの方向に全体の空気をもっていってやしなかったか?
それで結果的に得られた感動はもはや薄汚れてはしないだろうか。うまく言えてないな。
あくまでも目標はいい作品をつくること。感動はその結果がもたらすご褒美。あてにしちゃいけない。この正当性が崩れると感動も充実もどんどん浅いものになってゆくと思う。
やっぱり求めてるものはシビアなものなんだなあと思った。僕のは自分ばっかりだ。でも、その通りで、型だけが先行して、実質中身のないものはよくある。そういうのに積極的に向かうといのはやはり不健康だろう。
さて、だらだらと書いけど、この日記の要旨は、ただそのようなことをダラダラと考えている最近と、そのようなことをダラダラと書いている今日のことなどをダラダラと書いてみて、ダラダラしている間に、期限やら定員やらが来て、意味ないことになりそうなので、これを最後まで読んだ人、何かアドバイスをください。読まなくてもいいから。ということです。
やたら長くなった…。あと書こうと思っていた「常に安全圏に立って撃とうとする自分の性格をぶち壊したい」「タイトルの意味」「戯曲を声に出して読んでみる」「ダラダラは意外と勇ましい擬音」「覚悟と思考停止の違い」については、やめておく。