怠惰の空を、快楽の海を
「・・・人生に確たる目標を持っている人間にとっては、快楽は単なる余興であり、それに溺れて自分を見失うことなど絶対にないんですよ」
〜戸梶圭太「闇の楽園」
僕は目標がないから、だらだらと刹那的な快楽だけを求める生活を送るんだなあと改めて思った。目標を何か定める必要がある。
目標は遠すぎてはいけない。あくまで目に見えるもの。そして本心から望むものじゃないといけない。本質を見極める。立派な人間になりたいとか、金持ちになりたいとか、それは実は本質じゃなくて、オプション的に、それもあったらいいなと思うようなもので、本当に欲しているわけじゃないから、それは目標になりえない。あと快楽や怠惰につながるものはいけない。それは目標じゃないんだきっと。
目標を考えるブレスト。
- 寝て暮らしたい。
- 楽に生きたい。
- 彼女が欲しい。
- ゲームとか作りたい。
- 小説なんか書いて成功したい。
- 演劇とかかっこいい。
- そつなく生きれる力が欲しい。
- 強くなってみたい。
- 映画とかとりたい。
- 家庭を持ちたい。
・・・ダメだ。何だこれは。ブレストなのに一個目から否定しそうになった。ぼんやりしてて、えらく楽観的で、都合の良い目標。しかも発想が貧困だ。高校生くらいから変わってない気がする。
しかし、これが現実である以上、受け止めて前に進める必要がある。具体的なゴールを決めて、小目標に分割していけば、案外なんとかなるかもしれん。でも、あれ、なんか飽きてきた。明日にしようか・・・。
ダメだ。これがダメなんだ。この発想が。「明日にしよう」的な、「未来の可能性にかける」的な。未来を見ているようで見ていない。明日になっても絶対やらない。「第一部・完」的な発想、生き方。そんな感じ。ただし、久しぶりに長く文を書いて疲れたのも事実。夜は長いわけだし、少し横になってから・・・。
ダメだ。これだ。これがダメだ。横になったらダメだ。横になったら、もう今の僕はいなくなってて、驚くほどニヒルで怠惰な僕は、寝ること以外に興味とか喜びを見出せなくなって、そして朝になる。何度、そんな日々を繰り返せばいいというのか。人はいつまで、過ちを繰り返す?だから横になったらダメだ。アダムとイブの楽園。ベッドはりんごだ。なら、僕は蛇か?アダムも僕?イブは!?じゃあ、オチは?この文章のオチは何だ?!オチが必要なのか!?それは必要ない。日記だから。思いつくままに書くだけだから。だから、今日はもう終わっても良い。明日にしたら良い。少し横になったら良い。