白飯

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北海道旅行④〜洞爺湖・小樽

sasuke82004-09-02

朝の洞爺湖を眺め、出発。洞爺湖の周りは観光地で、見所と鳴っていた。

まず、レークヒルファームで、花を見ながらアイスクリームを食べ、ひろーい原っぱで、サッカーボールを蹴り、ウサギと馬を見て、和む。ここは、いいところだ。

西山火口を見に行く。火山活動で、隆起した道路を見る。大自然の力に敬意を払い、災害を観光地にする人間のしぶとさに感嘆する。友人は、凍った名水!という、凍らした水の入ったペットボトルを購入していたが、これも人間のしたたかさであろう。

昭和新山。丸く出た岩山は、まるで仮面ライダーで、最後に怪人と戦う所のよう。その横の親山、有珠山にロープウェイで登る。高い。ここから、落ちたらどうなる、といった想像でスリルを味わいながら、展望台へ。近くから見る有珠山頂上は、岩山で、ごつごつして、上ってみたい、と思わせる魅力を持っていた。風が、とても気持ちよく、きてよかったと思った。

くま牧場。ここは、前から言ってみたかった。というのは三重県かどこかに研究室旅行で行ったとき、そこで偽くま牧場で、寂れはて虐待気味に飼われたくまを見て、全員で厭な感じを味わった為、本物を見たかったのだ。

入り口で、えさを買い(僕は買わなかったが)、中へ。あらいぐま、小熊、年齢別に仕切られたコンクリートの堀の中に熊が詰まっている。ヤツラは、時に二本足で立ち上がり、手招きしたり、両手を合わせたりして、餌を強請る。人間に捕まり、こんなはめになった熊たちに哀れみを感じたが、熊を間近に見、手のつめを見ると人間なんかが勝てるわけないなと思った。ヤツラの手は、何かを掴むようにはできていない、その鋭いつめを一振りすれば・・・恐ろしい。

弱いくまなどは、餌がもらえないようで、手を振る体力もなく、それでも手だけ上げる姿はかわいそうに思えた。


観光も終わると、旅も終わりだ。後は、小樽へ、そしてフェリーへ。さようなら、くまたち。
小樽では、食べられなかったジンギスカンを食べ放題した。ラム肉を頬張り、北海道最後の夜を過ごす・・・。