白飯

好きな物100

ニンニク無残

奥さんがニンニクをフードプロセッサーで微塵切りにして平らにして、碁盤上にスジをつけて凍らしているので、それをひとかけパキッと割って、油と一緒にフライパンに放り込み火にかけると、ニンニクプレート(のかけら)が解けて、ジュウジュウいって色が少し変わる前で香りがブワッとくる。
このときの幸福感、この後何をやっても完璧に美味しくなるぜという万能感、それをこれからそれを食べられるんだというワクワク感がたまらない。
何だか、これ癖になりそうというかちょっとなりつつあって、それは料理をやりたくなるということで良いことなんだけど、何かご飯を食べるという目的なくても、たとえばご飯食べた後とかでも、フライパンでニンニク炒めたいとか思ってしまう。単にこの匂いが嗅ぎたくなっている自分を発見して、ちょっとヤバいと思う。