「エアマスター」柴田ヨクサル
ネタバレ含みます。
ふと気になって、深道が渺茫に勝って、暴走渺茫に吹き飛ばされる所から、最終回まで一気に読んだ。
深道パーティVS渺茫のとこら辺から、グダグダになってきたという感想を見るけど、僕は満足している。エアマスター復活から、渺茫の幽霊達を倒すところまで、ぐわーっと勢いを殺さずに読めて、エアマスターはテンションのマンガだと改めて思った。キャラクターの台詞や絵が、勢いをどんどん加速させていく。真剣な所もギャグのところも、同じ勢いのまま突き進んでいくのが凄い。
僕は、常々長編マンガの終わりには登場人物全員のその後が見たいと思っているが、まあ話のまとまり的にも大概は叶えられない。エアマスターはキャラクタが多く、しかも濃かったので、特に残念だった。月雄や崎山の話はとても良かったのだが、不遇な扱いだった「軟派な精密機械」佐伯四郎がもっと見たかった。
ヤンジャンで始まった「ハチワンダイバー」で誰かの再登場あるかな?
まだ実家に残っている1巻〜7巻を取ってきたらまとめ読みしようと思っている。良いマンガだ。