白飯

好きな物100

ぼやきがまわる

眠いなあ。眠い。


なんだか、最近、この日記が全然、最近の僕がどうだとかこうだとかを描写してなくて、抽象的なことばかり書いてて、なんだかもったいないことをしているような気がしてきた。後で見て、ああこんな事あったなあとか、楽しんだりできないじゃない。


今日も会社行って、ちょっと遅くまでいた。まあ、10時には帰れと言われるので、働きすぎて死ぬことはないだろう。恵まれている。仕事は失敗が続いている。時間がうまく使えてない。いろいろ仕事に対しての考え方や知識が足りない。失敗するたび、いろいろわかったような気がするのだけど、ちゃんとまとめないと、また同じ事をしそうやなあ。一緒に仕事する先輩やらを失望させたかな、などと下らない事を考えてしまうのが下らないと思う。要するに取り返す自信ややる気がないからなんだろう。いつの間にそうなったのか、前からこうだったのか。


帰り際に寄るローソンの店員Aは、声が大きく元気がよいのだけど、完全にシステム化された作業のひとつのように声を出していて、それが客に不快感を与えている事に気付いてないようなところが、好感が持てない。前に見たときは、モップがけするとき、棚にガンガン当てながら掃除してて、うるさくてむかついた。他には弁当を選んでいる直ぐ近くでモップがけとかする。立ち読みならわかる。迷惑だからだ。でも客だろう。何でそんなことする。
それは多分この人が、結局自分の事、最優先であるからだ。元気にあいさつ、丁寧な猫撫で声で応対、それが仕事だからやってる(仕事はお金をもらう自分のため)ことが露骨にわかるから不快なのだ。
「あなたは、僕だ」
「はい、ありとうございまー……は?」
「あなたの事がとても不快に思うけど、それは醜い僕の、人間の本性が見えるから嫌なのだ」
「はあ」
「そう、その顔! 思わず営業スマイルを忘れたな。いや、あんたはいつも忘れてるよ。だからギャップが激しくて余計に目に付くんだ。そこの新人さんの方が、まだうまい。見せるなよ、そんなん。見たくない」
店員Aはきょとんとした顔をして僕をみている。狂人のように思われているだろうか。この店員さんの平和な仕事を奪う権利は僕にはない。全くの言いがかり。しかし、後にはひけない。
僕は、シャツを手早く脱ぐと、二歩ほど下がり、腰を落とし、しこを踏む。「よぉー!」
体重の増えた僕のしこは、それなりに良い音をコンビニ内に響かせた。「よぉー!」調子に乗ってきて、もっとする。
「よし、こい!」
僕は店員を見据える。隣の店員B(女性)に圧されるように、店員Aは、カウンターを出てくる。なんとも困惑した顔で、僕の前に立つ店員A。僕は、なるべくにこやかに、声をかける。
「相撲とろう! 相撲!」
店員Aはますます困惑して、何度も店員Bを見るが、店員Bは何度もあごで「相撲とれ」の合図を送るだけだった。意を決して、店員は腰を落とした。
「はっけよい!」
僕は先手必勝で相手に飛びつく。相手のベルトを持って押す。だが、意外と店員は強かった。素早く僕のベルトをとると、僕の勢いをそらし、そのまま左に投げ飛ばす。
店員と一緒に、床に倒れこむ僕。肩が痛い。つけたままの鞄の金具が肌に食い込んで痛かった。けれど、つとめて明るい声をだす。
「まけたぁ!」
僕は起き上がると、まだ座り込んだままの店員に、手を差し伸べる。僕の手を無視して、立ち上がった店員Aは、どうしていいかわからない困惑顔で、僕をみている。目を離すのが怖いといった風情だ。
それを見て僕はくすりと笑い、
「その顔の方が、あんた、いいよ」
そのまま、倒れたときにくじいたらしい足をひきずり、ローソンを出た。
遠くで青信号が点滅していて、僕は走り出そうとするが、足が痛くてやめた。月はでていなかった。
明日も頑張ろう、そう思った。


途中から嘘。少し現実逃避ストレス解消。なんか、とんでもないウツ日記みたいになったな。本当はウソ日記なのにね。
うまくない。うまくないなあ。それでも僕は元気だ。何故だ。