白飯

好きな物100

グリーディさん

全然合気道してなかったのだけど、その部活の役職の立て繋がりの懇親会(同窓会)みたいのに行ってきた。この世の花を愛で楽しむ会が同じくこの日に開催されていて、もちろん僕はそれに参加を表明していたのだけど、お世話になってる合気道の先輩に頼まれて懇親会の方に行った。いつの間にか僕と先輩はかなり上のOBになってしまっている。現役や若いOBたちも大変だな。今回丁度その中継ぎであるようなOBが来れなかったので、少し不安もあった。でもいったらいったで適当に楽しかった。先輩は気疲れを感じていたようだけども。会はヒルトンの上でケーキバイキングだった。バイキングと名のつくものには負け続けている僕だったが、今回は勝った気がする。食後のコーヒーをすすりながら思った。


で、花見関係諸氏には迷惑をかけたが、いろいろ秤に載らないものまで載せて考えた末の選択であって、何を大袈裟なと自分でも思うがいろいろ考えたのだった。義理と人情。繋がり。制空権。メリットデメリット。論理と非論理。前の日の夜、その先輩と同期と新しく会社に入った後輩のささやかなる歓迎会をやって、帰ってきた後のホロ酔いの頭脳で考えた。グダグダと朝方まで同期と話をしていたのだけど、話はどうしようもない現状認識と自己分析に及び、分かっちゃいるけどやめられない自分や、ズルズルと現状維持を願う気持ちで下方に向かう螺旋を辿っている自分を見て危機を感じたり感じなかったりしているような事まで及んだ。どうなんだろうなあ、結論は出なかったような気がする。いや、出てるのか。それでも尚何かを待っている自分がいる。
覚悟のない道である。そしてこういう愚文を書き散らして満足する己がいる。最後に自潮して自尊心を守ろうとする自分がいる。タチが悪い。真にタチが悪いと思ってない所がさらにタチが悪いのだろうな。僕、おかしな方向を探してますか?


グリーディアルゴリズムというのがあって、プログラムでその時点で解る情報から、とりあえずの最適解を選択していく考え方だ。繰り返しその処理を続ける事で最終的な解にたどり着く事がある。作るのは簡単だが、最終的なコストは多くなる。ふと思い出した。現状から連想した。己の人生を処理するためのアルゴリズムはどうなってるのかな。そもそも解って何だ。


あと、会は大阪であったので、ぎりぎりヨーロッパ企画の芝居を見に行けた。苦悩のピラミッダー。またまた日本橋であったのだけど、オタクっぽいお客様はひとまとめにという配慮なのか、僕の隣は椅子からハミだした感じの人で同じく椅子からハミだした感じの僕としては居心地が悪かった。あれれ、こんなに女の子は多いのに。あとカップルが多かった気がするな。でも面白かったなピラミッダー。