白飯

好きな物100

目が覚めると雪国でした

大学時代の友人に誘われて、スキー/スノーボードの旅へ。世間的に三連休を持て余すところだったので、ウィンタースポーツの一つをやったという既成事実をGet。


流れ。
前の日の夜いつもより早く会社から帰る→なんばで友人Hと合流し高速バスに乗る→長野に着く→新幹線に乗ってきた友人Y、そして富山から車に乗ってやってきたUと合流→白馬へ向かう→宿に一旦拠ってから、一番近いスキー場へ→僕は服から全部レンタル→スノーボード初体験→皆(一部?)のノリで、初心者の分際で中級者コースに行き、みんなの迷惑になる→そこから余計にへっぴり腰になって面白くなくなる→かかとに雪が詰まってて常に前のめり状態だった事に気付く→雪とって最後の一回だけ楽しかった→宿へ→温泉行く→温泉人が多すぎる。肉だらけ→少し酒飲んで、直ぐに寝てしまう→疲れた。


以下雑感

  • 途中、会社の同期と出会って驚いた。スキー場と温泉の2回。スタンド使いは引かれ合うのか。
  • バスは眠れなくてしんどかった。運転手が仮眠するために1時間強停車したりしてて、行き帰りでやるつもりだったNintendoDSをやってた。
  • スノーボードを初めてやった。あんなしんどいとは思わなかった。身体中が筋肉痛で痛い。あと尻が酷く痛い。
  • それは奇妙な光景であった。非常に多くの人間が、一枚あるいは板に乗り、滑り降りてくる。次から次へと絶えず降りてくる人間達を見て、山が人間を産み出している光景を想像したが、現実は私の想像の斜め上をいく。驚いたことに降りてきた彼らはまた上にわざわざ登って降りてきているのだ。降りてきた人間達が列をつくり、順番に粗末なリフトで坂の上へ運ばれていく様を見た。そのときこの目の前の光景の物理的な仕組みを知ると同時に、その人間達が奴隷であることを知った。彼らの乗ってきた板は、彼らの足に取り付けられており、平坦な道ではあるものは足をひきずり、杖をついてリフトに進むのだ。現代人がその寿命を伸ばしてきたのは道具を使った安全性追究の結果であった。しかしここにいる人間達の乗るリフトはその意味で現代人の乗るようなものではない。吊り下げられて運ばれる公園の椅子に人が乗っているようなもので、重い板をぶら下げて運ばれる人間達は物以下の扱いにみえた。
  • リフト超怖い。恐怖ってこびりつく、沈殿するっていう表現がよくあってるなと思った。一度怖いと思い出すと、身体が硬くなって自分が何をするかわからなくなる。滑る人達を見ていると気が楽だった。何が怖いねんと言う友人には冗談とわかっていても、殺意を覚えた。