白飯

好きな物100

アイデンテティの問題

またまた昼過ぎに目が覚めた。少し頭が痛くて、また休みが終わったと思うと気分が暗くなった。


図書館に行くのとプリンタのインクとニンテンドーDSを買うために外に出る。まず昼飯を食おうと思ってたのだけど、すき屋にでかでかと「クリームシチュー牛丼」のポスターが貼ってあって、とても美味しそうには思えなかったのだけど、スルーできない引力を感じてそこに入った。若かった。

http://www.zensho.com/menu/

シチューと言うかグラタンのような味がしたのだが、世間一般のシチューというのがよくわからんので置いておいて、何の工夫も無く牛丼の上にシチューがのっかっただけのように思えた。外道メニューという言葉がまず浮かんだ。ご飯に牛丼の汁がよく染みこんでて全然合わない。でも不味くて喰えないほどでもない。たまにグラタンの味がする牛丼。メニューの開発ってどのようにやられるんだろうか。「まあまあ喰える」「私は好き」くらいの審査で追加されてるんだろうか。期待はしてなかったが、なんともやるせない味だった。カレーは割とどこでも食べれるのにシチューはないな。何でだろう。


図書館に行く途中の信号待ちで、自転車に二人乗りする母子を見た。3,4歳くらいの男の子の方がサドルに座り、母親が荷台に座るスタイル。男の子は足がペダルに届かないので、母親が漕ぐようだ。男の子に自転車の雰囲気を味わわせる趣向だと理解して、のどかな日曜の午後の平和を感じたのだけど、母親が紐を持ってて、その先に犬が居るのを見て驚いた。犬は小型犬だったが、こいつらは何て高度な事をしているんだと思った。もしかしてそういうスポーツなのか? そう思うと、これは日曜日の平和な群像などではなくて、ストイックに訓練を続ける熟年レーサー?の姿でになる。当然二人は親子ではなくて、女性にとっては子供もマシンと同じで、センターから派遣されてたりして、ビジネスライクな付き合いなのだろうな。それでもパートナーとしての信頼や友情などもあり、ハードな練習の後にファミレスなどで、学校や家の事で相談に乗ったりする事もあるのだろう。とか考えたら面白かった。


結局河原町まで足を伸ばしたが目当てのモノは見つからず、マンガを買って帰る。最近は節操がなくなってきて、買わない理由を考えるのが難しい。昔は買う/買わないという境界が割りとはっきりあったような気がするのだが。最近、「昔は」というフレーズが多くなってきているな。