早起きは前門の虎、後門の狼の得

朝会社に着いて体操した後すぐ，会社の「門掃き運動」の当番になってて門の周りのゴミ掃除をした。掃除する範囲に比べて人が多くて、あんまりゴミもなく、ドングリしか落ちてなかった。仕方ないのでドングリを拾った。子供達の小さな喜びやセンチメンタルな大人の季節を感じる楽しみを奪うようで心苦しかったが、ゴミがないのでしょうがなかった。歩道に箒とチリトリを持ってしゃがみこんでいると、自転車が通りにくそうで、近隣住民には迷惑をかけたような気がする。朝の空気は清冽で気持ちが良くて、遅刻しそうな美少女高校生が食パンくわえて通りかからないかなとか思ってたと日記に書こうと思いついたが、時間もきて帰る頃に、道路の向こう側をメガネでチェックのスカートの女子高校生が自転車で通り過ぎていって、ああ、こんなこともあるんだな、人生っていいな、と日記に書こうと思いついたら、そのあと、道路を渡って横の労働組合の建物に入る会社の制服の女の人がいて、それが滅茶苦茶綺麗だった（ように見えた）。つまり、今日の朝は、前門にメガネ女子高生、後門に美人オフィスレディの得ということで、題名につながる。