白飯

好きな物100

入寮日

かなり心配していたが、ドアを開けてみると思ったより広い空間があった。前に見に行ったときは余剰空間などない印象だったが。

奥にはベッドがあり、手前にクローゼット、机が並ぶ。壁は半分はなんていうのか校舎とかにありそうな壁。半分は木だ。床は板張りである。ベッドは少し高くなっていて、下に引き出しが三つついている。ベッドの下、引き出しの部分も木でできている。ベッドは畳だ。ベッドじゃなくてミニ和室なのか?ベッドにくっつく形で窓と古いエアコンがついていた。

もっと狭いと思ってたので荷物を少なめにしていたおかげで片付けはすぐだった。ベッドの下の引き出しはベッドの横の奥行きがある。大きな引き出しは人が入れそうだ。客人が来たらここで寝てもらおう。

狭い部屋、木の机にベッド、一人になると世界名作の主人公のような気持ちになった。あんまり知らんけど小公女とかアルフレドとか、こんな風に窓をのぞいてたと思うと楽しい。

久しぶりに同期と会って買い物行ったり、初寮食堂、初風呂と、修学旅行のような気分だ。生活すると変わってくるのかな。いろいろ。