白飯

好きな物100

ヒラカタ・ノート

京都のニットキャップシアターの公演。ここの劇団のは毎回行ってて、結構な回数になってた。劇団HPから勝手にコピー。

「ヒラカタ」を舞台に、二十代後半になっても実家に暮らす青年・交通事故死した女子高生・廃業を決意したインチキ易者の三つの話が交錯する。
明るく暗いニットキャップシアター的「青春もの」の集大成です。竹で言うと「節」です。

この劇団の持ち味は、笑いのセンスと、自然で奇怪な演技。物語が、断片的なエピソードが積み重ねで語られたり、ダンスや映像が入ってくるのは、演出としていろいろ考えてんやろなあと思うし、それがよくわからない部分となっても、見終わったあとは楽しかったなあ、と思える演劇だ。

今回は、そのよくわからん部分の割合がちょっと多かったのと、前にあったエピソードが使われてのと、客演が多かった。そのへんのせいか、少し物足りなかった。話がわかれば、もっと楽しめるのかもしれん。でも、インチキ易者なんて出てきたかなあという感じだ。でも、竹で言うと節、ここまでの集大成と見れば、こうなるのかも。これからは新しいモノを始めていくぞ、という気持ちが感じられる。今後も楽しみだ。