白飯

好きな物100

白菜

今日は親族内ブームのとり野菜味噌で鍋をしたのだけど、白菜すんごいうまい。

鍋の白菜はスープをたっぷり吸って、鍋の代弁者のような趣きがあるな。たとえ鍋のスープが野菜で薄くなってしまっていても、白菜が原初の味を保持してたりもする。

味鍋におけるスープが世界そのものあるいは神だとすると、白菜は巫女みたいなものだと思う。スープを味わうことで鍋の具たちが溶け出した片鱗を味わえるけれど、白菜もその機能を持ちながら、さらに生身の具としての歯ごたえも持ち合わせている。半神半菜。それが白菜。