白飯

好きな物100

おまえ、もしかしてまだ、近所のスーパーが潰れないとでも思ってるんじゃないかね?

近所のスーパーがつぶれた。突然だったので驚いたし、何だか悲しかった。ネット上でもその突然すぎる終了に、社長が金持ち逃げだとか情報が錯綜していた。
そこは一番近いスーパーで歩いて5分くらいのところだったので、何でも安いとか品揃えがいいわけではなかったが重宝していた。ここに住み始めてからの生活に、深く根付いていたスーパーだった。クリスマスの日には、いつもいる女の子のバイトがおらず男の子だけのバイトになっていたのを微笑ましくみていたし、ある寒い朝にスーパーで軍手買っていこうと思ったら置いてなくて店員さんに聞いたら、業務で使ってる軍手くれたことがあった。あと、うどんが高かったな。別のスーパーは15円だったのに。ああ、思い出せば、もっとあるかもしれない。残念だ。
諸行無常を感じたが、また新しいスーパーが入れば、前のスーパーのことを忘れてしまうだろうなとも思った。今度は、いつかつぶれるんだという思いを持って接しようと思う。