ワンピース

ONE PIECE 60 (ジャンプコミックス)

60巻。
億越えルーキーが一気に登場したシャボンティ諸島から、インペルダウン脱獄、白ひげの戦争篇と、先が読みたくてしょうがない展開だったが、過去篇になってちょっと落ち着いた。
でも、油断してたら、ガープを殴りつけるダダンやら、仲間全員がルフィを思って向かおうとしているとこらへんで涙腺がゆるんだ。いつもの物語の中でくるぞくるぞというカタルシス待ちではなくて、波状攻撃のようにたたみかけられた感じ。藤田カズヒロ先生の言う死に花、死の特権的な効果だからしょうがない。
サボは再登場フラグとかあるが、エースは出てこないんだな。早すぎたよな。
革命軍の意義を際だたせる為かもしれないが、貴族やら天竜人の悪さがはんぱない。あんな愛せない感じの子供ばっかり出して。心底クズな人間ができあがりますよ、って感じがえげつない。扉絵とかで悪党が再登場して、友達作ったり良いことしてたり、人間を悪い奴善い奴で割り切れないっていうところもちょっぴり出してる感じだったので、余計に際だってくる。
2億部突破か……印税は……。