白飯

好きな物100

売込隊ビーム「コクジンのブラウス」

「吐き気をもよおす邪悪とは」の物語。そしてミステリ。演劇でやる叙述トリック。映画でもできるかな。とにかくやられた。

今日は、数年に一回あいつの思いつきで開かれる同窓会の日。
俺たちは通っていた高校の裏庭に集まった。
こんなに参加するのに気分が滅入る同窓会があるだろうか。
15年前、この裏庭でコクジンの遺体が見つかった。
なぜこの事件が「自殺」ということになったのか、未だに真相は明らかになっていない。
あの時、コクジンが死んだのは、俺たちのせいだったのか?

http://blog.livedoor.jp/urikomitai/archives/cat_342185.html

屋上から飛び降り死に切れず自ら焼却炉に入り火をつけたコクジンという渾名の生徒の事件。コクジンの通っていた進学塾に通うグループの内部のゴタゴタと、15年後の決着。


胸糞悪くなる悪はいいですね。軽蔑できる悪。
緊張感を保ちつつちょっと笑わせるような感じでいきたそうな脚本で、ニヤニヤできるところも、笑っていいのかわからなくて流してしまう箇所が結構あった。バランスが難しいなあ。話に関係ない女体育教師の恋愛相談のらへんは突き抜けてて楽しかった。今回は、シリアス7と笑い3くらいの感じだったけど、その逆の割合でもまた難しいんだろうな。ネタのチョイスかなあ。