金八先生最終回
ようやく見た。最初の1時間はほんと全くどうでも良かった。早送り。自称金八ファン芸能人へのインタビューも寒かった。無茶苦茶でいいから熱く自分の好きな所とかグッときたところを語るとかの方がまだ良かった。社会にとって必要とか、今の子供達は、とかとってつけたような感想ばかりだった。最後のグローブのケイコぐらいのでいい。
本編では久しぶりに涙腺が緩んだ。先生たちが金八先生を説得するところでいきなりきた。みんな金八先生が好きで信頼して尊敬しているのが伝わってきてよかった。生徒ではやはり狩野慎太郎が目立ってて、答辞は素晴らしかった。でも他の組の3年生とか白けてるんだろうなあと思うとさびしい。
最後に一人ずつ言葉を贈る恒例行事は良かったんだけれども、メインキャラが最初に出てしまい、後半だれてきてたところで音楽がかかる。あざといなと思った。あと結構言葉が実は適当だ。みんな泣いてるけど、雰囲気がなければ絶対意味がわからない。全然台詞がなくて映ることも少なかった生徒(高木隼人、清水信子)への言葉は楽しみだった。最終回にもなって、こんな生徒いたっけと思わせる台詞のなさ。なんでなんやろ。
暗い救えない話だったけれども、そんな中でも希望は生まれる、今では良かったと思える最終回だった。しゅう以外の人間は慎太郎の他はあんまりフォローなかったけれども。悔やまれるのは、そのエンディングテーマの所でビデオが切れたことだ。エンディングの後、やっぱりちょっとだけ話があったんじゃないだろうかと思った。気になる。