愛媛旅行二日目・松山城

朝から松山城へ。
ロープウェーで上がっていくつもりだったが、ちょうど出たとこだったので震えながらリフトに乗る。横をみると道があって歩いて登っている人もいるようだった。

正直、前にいった熊本城がすごく満足だったのであれ以上の興奮はなかなかないだろうと思って他のだけど、松山城もすごく良かった。

ずっとゆるい坂道が続いていて、さらに何度も折れ曲がっている。さらに壁には鉄砲や弓で狙うための穴（鉄砲狭間、弓狭間）が開いている。

くねくねした道はつづら折りというらしい。敵が攻めてきたとき、スピードを殺せるし、飛び道具で狙いやすい。
あー、こういう風に攻めたら、ここで撃たれるんやーとか想像できるのがとても良かった。熊本城のときもそうだったが、実用的な３Ｄ地形はたまらんもんがある。

とにかく、鉄砲狭間、弓狭間がたくさんある。天守閣に入ったところの天守広場は、四方から撃たれるようになってて感動した。攻城戦こわい。鉄砲はざまから覗いてみると、のぼってくる観光客が丸見えですごい。
こういうわりと再現度が高い城に籠城する話とかないかなー。映画でやって欲しい。

天守では、無料で甲冑試着体験ができる。甲冑が置かれていて、着方が大きく書かれているだけで、係員は誰もいない。お金儲けの感じがなくてとても良かった。
けど、朝方だったのでましとはいえ、やはり暑くさらにこれまでずっと坂を登ってきたので汗もかいていて、かなり大変だった。早く着て、写真とって、脱ぎたい、という感じで、あんまりふざけた写真はとれなかった。
最上階は見晴らしも良く、何よりすごく風が吹いていて気持ちよかった。汗もとまり、とても気持ちよく帰途についた。
松山城素晴らしい。

帰るまでの暇つぶしに、ここにもよってみた。「坂の上の雲」を読んでないし、ドラマもほとんど見てないので、「坂の上の雲」関連はスルーしようと決めてたのだけど、暇だったのしょうがない。とても綺麗な建物で１０人くらい係員もいたけど、客も１０人くらいだったので、なんだか寂しい感じだった。
最初は、その近くにある愚陀仏庵に行こうとしてたのだけど、2010年7月に土砂崩れでなくなってしまったのだった。それを知らずにいって、その直ぐ近くの萬翠荘の人に聞いて、自分たちの無知を思い知ったのだった。

最後にＪＲ松山の前にある天然温泉施設にいって電車までの時間をつぶしてから帰った。最後の温泉で完全に疲れを癒してから帰ったので、とても気持ちが良かった。