白飯

好きな物100

ディスコ探偵水曜日

ディスコ探偵水曜日〈上〉

ディスコ探偵水曜日〈上〉

ディスコ探偵水曜日〈下〉

ディスコ探偵水曜日〈下〉

ブラウザ上で、調子よく長文の感想書いてたら全部消えた。本は面白かったよ、畜生!

  • 迷子探し探偵ディスコ・ウェンズディとか水星Cとか大爆笑カレーとか名前が冗談っぽいけど、話は暗くて酷い。
  • 主人公はじめ、暴力に躊躇ないような人がおおいけれども、子供の虐待とかする奴はウンコだ!ということと、子供をいつくしみ守りたいというのが疑問も反駁もされず提示されるのは、読んでいて安心できた。
  • とは言いつつ、思考停止するな。考えろ!というメッセージも主人公を通して言われ続けるている。
  • とは言いつつ、物語が前半もう解決無理だろと思うくらい発散するけれども、後半それに筋道と論理をつけていくとこらへんをすごいと思いながら、もうよくわからなくなっていく論理についていけなくなって、物語に必要な事実だけをただ受け入れていく自分の矛盾を感じたりした。
  • 自分の意識の変化や気付きが、即世界の変化、話の展開に繋がる世界、設定。故に主人公のする長い長い疑念や想像や思考全てが意味を持ち描かれ、作中で、全てに意味がある、とルールとしてはっきり言われてしまう。そういう物語が主人公の思考と感性の中だけで完結している部分は宇宙とかを扱っても狭いようにも感じた。全て主人公の夢の中なのではないかと思うほど。世界は意識で変わる、他人が自分を作る、どこかで聞いたような言葉だけど、物語中ではそれが文字通り真理となる。思うように変わってしまう世界でも、人間の意識というのはこれまで通りなので、思ったことしかできないというのは結構不自由だったりするのがよく納得できた。夢の中で夢だと気づいて飛ぼうと思えば飛べるけど、意識が起きだして、夢の世界が危うくなったり、飛ぶイメージがうまくつかめなくなると飛べなくなったりする経験を思い出した。

しょうがないので書き直し少しだけしたけど、バックアップ機能の使い方間違えてただけで、実はバックアップされてたのでは?と今気づいた。ええー……。