白飯

好きな物100

腹筋肉痛の日

昨日の腹筋のせいで、くしゃみすると腹が痛い。日が落ちる程痛くなる。年のせいか。帰って飯食ってから散髪に行ってきた。前までは1050円のおしゃれ散髪屋さんだったのが、こっちにきたらどこに行けばいいのかわからない。同期が何人か切ったという、近くの美容院に行ってきた。美容院だ!

初めてです、というオーラを剥き出しにして入る。ドキドキ。待ち時間にヘアスタイルの雑誌とかパラパラ見る。本屋では見てたら恥ずかしくなってくるのがここだと落ち着いて見れる。僕の番が来て座る。お兄さんに、さっぱりしたいということと、短くすると横が膨らむんですよ、どうしたらいいですかかね、みたいなことを伝える。お兄さんは雑誌を持ってきて、こんなのどうですかと見せてくれる。ベリィショートと書いてある。結構短いので躊躇して中間辺りはないですかとか言ってたら、まあある程度切ってから考えましょうか、と言ってくれてとりあえずスタート。

まずシャンプーだ。へー、最初にシャンプーやるのか。すっきりしたあと切り始める。お兄さんは短いのを薦めてて、僕もそうですねなんて答えて、丁度竹内由子と結婚した中村獅童もそんな感じだし、まあいいかみたいな気になってくる。そんな感じになった。

お兄さんは、お兄さんといっても年は同じくらいかもしれんが、話が面白いので会話が自然だ。でもお兄さんが黙ると邪魔したらいかん気がしてこっちからは喋れない。僕は弱い。隣からはかわいい声が聞こえて、美容師さんと友達感覚の会話をしている。美容師さんの会話術欲しい。ナチュラルでテクニカルでオールマイティ。

1050円のところよりやっぱり丁寧にやってくれる。結局、こちらの意向を少し考えて雑誌より長い感じ。今から思えばもっと短くてもよかったけど、元が長かったので結構さっぱりした。

切った後またシャンプーだ。今度は女の人がやってくれる。泡とか飛ばないように顔に紙を載せられる。首を倒すのが早かったり、力はいってたりして、まだですよ、ため息つきました?大丈夫ですか?、楽にしてください、とか言われるたびに吹いてしまって紙がずれて、すいません−大丈夫ですよという会話が繰り返されて、またそれが面白くて紙がずれる、という感じでまた変な客オーラをかもし出していた。

終わったらまた席に戻ってマッサージしてもらった。なかなか面白い。両手を合わせて肩を叩く美容師特有のマッサージで女の人があんまり音が出なくてお兄さんが、全然音出てないねー、出てますよー、出てますよね?、はい、出てます、これくらいじゃないとー、わー、ほんと良い音でますねー、音が出るほうがいいんですかー、いやそんなことないですけど出たほうが美容院っぽいじゃないですか、と言ってたのが楽しかった。

最後にワックスつけて整えてもらって、若くなりましたよ、10代でいけますよ、と言われてお金を払って帰る。楽しかった。美容院悪くない怖くない。