白飯

好きな物100

10年ぶり鬼束ちひろコンサート

友人が余ったチケットの譲渡先を探していて誘われたので、行くことにした。それが1か月ほど前で、直前になって風邪を引いてしまったので、下手したら金だけ払って、いけないパターンと思っていたが、なんとか行ってきた。MCで「風邪ひいてるヤツがいるな…」と言われたとき、俺のことだーー!!と少しうれしかった。
ライブに行くのは初めてだったので、皮の服(字面は安そう)とかトゲトゲした服とか持ってないけどどうしよう!と思ったが普通の服で十分だった。しかし、一緒に行ったメンツが僕も含めて、みな黒っぽい上着にネルシャツにジーパンという何かの罠にはまったかのように揃っていたのはなんでだろうか。あまり考えたくない。さらに4人中3人がメガネ着用である。
生の声を聴くLiveというものは、CDで聞くのとは違う感動があるに違いないと思いながら、聴いていたのだけど、よくわからなかった。舞台横のスピーカーから音が出てる感がありありで、なんだか生感がわかなかった。今、そこで歌声が創り出されていることには何か感じるものがあるけれど、生放送のテレビも同じと考えてしまうとよくわからなくなる。
まあ考えるものではないのだろう。好きな曲は大体歌ってくれたので、とても心地が良い空間ではあった。シンプルなステージだけども、照明で雰囲気がぐっと変わる。曲の世界観が大体、現実感を伴わない(個人主観)ので、ゆったり浸れた。
良い経験だった。楽しかった。