一日で坊主
前の日付にジョギングしてから一度も走らずに今日まで過ごしてしまった。
しかし体重が減った。
毎日体重を測ってメモ帳につける習慣だけはついたので、それでみると体重増減範囲がわずかにひとつ下の領域に落ちている。これがジョギングの効果だとしたら、毎日走るようにすれば1か月ほどで骨と皮だけになれるだろうが、そうじゃないだろう。
ジョギング以外で体重減少の原因として考えられそうなのはひとつあって、それは「一口食べた後、箸を置く」習慣だ。ためしてガッテンで紹介されてるのを見た。この行為の意味というのは、良く噛むことと早食いの抑制である。
良く噛むというのは簡単だけど、忘れやすくて、これまで続かなかったのだけど、箸を置くようにしてからは、良く噛むことを意識できるようになった。紹介されていた作法としては、高級料亭のメンドクサイ作法で、箸を置いてからまた持つまでに一拍か二拍置くのだが、そこまでしなくても意識するだけで大分違うような気がした。
適度なおかずとごはんを口に放り込み、箸を置いて、噛みながら、どこか遠くに思いを馳せる、あるいは小説を読む。そして痩せる。幸せだなあ。