白飯

好きな物100

リアリティ

涼しくなってきて、朝が起きられなくなってきた。目が覚めても、布団が気持ちよすぎて、起きる気にならない。
最近、何度目かの将棋やろう熱がぶり返してきている。ハチワンダイバーの最新刊の影響だろう。いつも挫折してきたけど、今回は、ここの将棋講座(http://home.att.ne.jp/aqua/DAIJIN/joseki/index.html)と、Web将棋ゲームのハム将棋(http://hozo.vs.land.to/shogi.html)のおかげで、原始棒銀を知り、ハム将棋の平手には勝てるようになった。そうしておいてハチワンダイバーを読み返すとやっぱり面白い。今度、前に同レベルくらいと思われる奥さんと弟をボコボコにしてやろうと思っている。
今日の昼は、社食でカレーを食べた。カレーは、平皿にご飯を半分よそって、もう半分にカレーを注ぐタイプなのだけど、今回は真ん中から食べ始めてみた。ご飯とカレーの境界部分は残したまま、カレーが浸食している最前線あたりから攻める。こういう発想をしたのは将棋の事が頭にあったからかもしれない。戦略の研究みたいな。結果としては、なかなか悪くなかった。真ん中から攻めることで、左右のバランスの見通しがよい。また、真ん中にぽっかりと穴が開いたようになるので、そこの壁のご飯を削りながら、Onlyカレーのところからすくったカレーをかける。それはかつてのコロッセウムで剣闘士とライオンを闘わせるような趣がある。
今日の日記に書いたことは昼までに思いついたことなのだが、会社を出るときには忘れてしまっていた。ただ何か書くネタがあったという記憶はあったのでモヤモヤしていた。帰り道でやっと思い出すことができたのだが、その後、もう忘れないように「朝、将棋、カレー」と呟きながら帰った。これって、よく買い物を頼まれた子供が、買う物を口に出しながら歩いていたら、周囲の音に惑わされて、間違えてしまうという小話によくあるやつだ!とわかって、ひょんなことから、よくあるネタのリアリティを確認したなあ、と思った。