白飯

好きな物100

沈黙の披露宴

会社の同期の結婚式に行ってきた。人柄を表わすような、そつがなく、穏やかな良い結婚式だった。2次会、3次会も気の置けない友人達と飲んで話して楽しかった。人格というのは、だいたい中学、高校くらいで定まってしまって、あとはあんまり変わらないような気がしていて、大体その通りなのだけど、年を経て繰り返し同じ事をしていたり、自分のそういう部分を認識して(自他に対して)説明できるようになると、また違う振る舞いになっていくのだなあと感じた。同期とも5,6年経って、関係性が固定されてきていても、やはり飲み会の雰囲気は変わってくるものだ。そういう細かい変化とか、まったりとした楽な環境になっているから、感じるのだろうな。知らない人たちと話すときの気まずさとかうまくいかなさとか、そういうものに気をとられると細かな違いなんて気にならないだろうし。
教会で式を挙げたのだが、神父さんがガタイが良くて、髪を後ろで束ねてスティーブン・セガールみたいで、あと挙式中に説法みたいなのがあったり、なかなかキャラが濃い感じだった。その日はセガールの話が流行し、披露宴の窓から割って出てくるんじゃないかとか、あのシャンデリアはセガールアクション用だとか、そういう話で盛り上がっていた。結局、セガールは窓を割ったり爆発したり披露宴には登場しなかったけど、もしかして教会を占拠するテロリストと戦ってたのかも知れないなあ。ありがとう、セガール