佐藤友哉「鏡姉妹の飛ぶ教室」、伊坂幸太郎「終末のフール」

鏡姉妹の飛ぶ教室 (講談社ノベルス)

地震で液状化した地面に沈んだ学校で生き残った数人でサバイバル。漫画的設定がここちよい。面白く最後まで読めた。最後の展開は、まあ、しょうがいないのか。極端なキャラクターばかりだったが、なんとも和やかな結論で。青春はそれくらいがいいと思った。

終末のフール

隕石の衝突による終わりが3年に迫った世界。暴動なども一段落して、みなが静かになった日常。きれい過ぎることもなく、見苦しい汚さもなく、うまいことやってくれる。面白かった。