白飯

好きな物100

過度の認識不足による判断の誤り

平日に休むという何だか甘美な思いの囚われるのだけど、今会社で何をしているかとか考えると途端に時間が短く感じる。休日は一日を終えたくないと切望するが、会社では逆に早く終われと考えている。

11時というと下手したら起き出す時間だけど、会社だと午前中も終わりに差し掛かり昼飯の楽しみのために気持ちに余裕が出てくるときであり、家にいるときは何も始まっていないのに、会社時間では一日の山場を越えたかのような時間の経過を感じるのだ。夕方4時を過ぎると、休日でさえ憂鬱になってくるのだけどまだまだ余裕がある。しかし会社時間だと仕事と心と体がようやく慣れてきたこともあって、例え残業があろうと、一日が無事確かに終わる事を実感するのだ。無論、休日で一日の終わりを実感する事は絶望を同義である。


そんな風に外部との接続を経ってゴロゴロする。まあいいだろう。
隣の隣の人が引っ越すのか、本を大量に捨てていた(寮のロビーに雑誌類の収集箱がある)ので、いくつか見繕って拾ってきた。友人には「その姿、浅ましくないか」と聞かれたことがあるが、まだ思わない。それが浅ましいのかもしれない。拾ってきたのは萩尾望都「11人いる!」と手塚治虫どろろ」。前者はどこかで名前を聞いた事があって拾ってみたのだが、これが面白かった。有名なわけだわと思った。