白飯

好きな物100

海のトリトン

オープニングが燃える。カラオケで歌いたい。「オーリハールコーン!」の台詞が聞きたかったが聞けず。線が太く、動きも荒い。絵は手塚治虫というよりつのだじろうに近い気がした。古いアニメだと思うが、面白いのは流石だ。常に紫に発光する短剣を刺すと鮫とかが赤い泡になって消えるのはカッコいい。トリトン族最後の生き残りのトリトンと人魚のピピの相互理解の話。真面目でトリトン族の未来を考えるトリトンと、まだまだ遊びたいピピは仲良くしたけれど、自分のことをわかってくれない、という思いだけでは分かり合えない。へんが良かった。

つい最近、トリトンの意外な最終回の話を聞いてたので、凄くタイムリー。オリハルコンの剣がただの武器じゃなくて、恐ろしいものであることを敵が知り、トリトン自身も気付いているところや、人間関係に都合の良いオチをつけないとこらへんが好感が持てた。

最初、トリトンが、美女の顔が髪に隠れたかと思うと、次に牙を生やした禿げた爺さんに変わって叫ぶという悪夢を見ていた。ギャグかと思った。