白飯

好きな物100

「誰か」宮部みゆき

誰か ----Somebody

誰か ----Somebody

主人公とその妻と娘の家族の幸せぶりが、とても良い感じだった。お嬢様で美人の奥さんと、絵本読んでもらいながら寝てしまう娘が羨ましい。


財界の大物である今多コンツェルン会長の個人運転手が、ある日、自転車に轢かれて死んだ。その会長の義理の息子の主人公が、運転手の二人の娘が父親の伝記を出版することの手伝いをしていく中で、調査を行なっていく。


謎もたいして魅力的とは言えず、幸福な主人公の生活ばっかりが目立ってたが、最後はそれが伏線になってるとは。やはり侮れぬは宮部みゆきと思った。久しぶりに宮部みゆきの本読んだ。