白飯

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Zガンダム〜星の鼓動は愛〜

TVシリーズの再編集+新作カット,またTV版と違うラストの劇場版「Zガンダム」三部作の完結編。前の二つは見てない。

ずっと昔にTVシリーズは友達に借りて全部見たのだけど、ほとんど忘れてて細部の違いなどはわからなかった。というか、ティターンズエゥーゴアクシズが絡んで、さらにシロッコが独立で動いてたりと、戦局がややこしい。考えるのを止めそうになった。

メカの癖にクネクネと高スピードで動くMSがとても素晴らしい。速くて細かい動作は追えないけれど、それがかっこいい。

映画版ラストは割とあっさりした感じがした。とにかくラストのカミーユとファはいやらしかった。それでもラストに至るまでのカミーユシロッコハマーン・シャアの超能力を交えたMS戦闘は盛り上がった。カミーユに力を貸す霊?達はカツ以外全員女性で、シロッコの最後の台詞もそうだが、この映画のテーマは「女性」なのかなあとぼんやり思った。

Zガンダムとは関係ないがWikiPediaセイラ・マスの項で

富野氏は彼の大テーマの一つである"女というなまなましい生き物"をまさにこのセイラをつうじて表現 したかった

という記述があって、Zガンダムのテーマもあながちはずれでもないのかもと思ったが”女というなまなましい生き物”で検索してもそこしか引っかからない。本当にそんなこと言ったのだろうか。

二時間楽しんで見れた。でも今回はなんかガンダムってやっぱりいいなあという実感とか後に残る何か無駄なエネルギーとか衝動みたいなのが無かった。少しそういう気分になるのを期待してたのだが。