2006-02-21 蛇足 妄想 「……というような話があるのよ」 「へぇー、栗田君、良く知ってるね。俺も知らなかったのに」 「というわけで、次の究極のメニューVS至高のメニューは、これで行こうと思うの…」 「中国の究極料理か…、よし、調べてみよう。あれ、栗田さん、もう帰るの?」 「実は、先週実家に帰ってたとき、お婆ちゃんが…。喉に料理を詰まらせてね…」 「…そうか。お気の毒に。お年寄りには多いからね」 栗田ゆう子。現代に生きる最後の暗殺料理の継承者である。