白飯

好きな物100

蛇足

「……というような話があるのよ」
「へぇー、栗田君、良く知ってるね。俺も知らなかったのに」
「というわけで、次の究極のメニューVS至高のメニューは、これで行こうと思うの…」
「中国の究極料理か…、よし、調べてみよう。あれ、栗田さん、もう帰るの?」
「実は、先週実家に帰ってたとき、お婆ちゃんが…。喉に料理を詰まらせてね…」
「…そうか。お気の毒に。お年寄りには多いからね」


栗田ゆう子。現代に生きる最後の暗殺料理の継承者である。