白飯

好きな物100

パーフェクト・ワールド

最近、なんだか日記が更新されてなかったのは、もの凄く忙しかったのではなくて、寮の広い部屋に引っ越したことによる一時的な興奮状態、新生活への盲目的、楽観的な期待のおかげで、常に背中に纏っていた負のオーラというかネガティブな思考やイメージが減少していたせいかと思う。満たされた人間は小説家になれないと誰かが言ってた様に、不満がなければ文章を書く必要も無いのだろう。だから、今日更新したのは、新生活の希望も効力を失いつつあるということか・・・。

新しい部屋は大学時代の反省を生かし、広く、機能的をイメージし、好きなだけ散らかせるように自由な領域を広くして、壁のスペースの有効利用を考える。発想を転換させる。エアコンを買う。でかいクッションを買う。部屋は一個に閉じて、やがて完全な世界が生まれた。

そのせいか、本もいつもより読めた。佐藤友哉「子供たち怒る怒る怒る」,岡田智彦「BGM」。どちらも一人称で読みやすい。