言葉はね、人間がひとりじゃないから、生まれたんだよ
帰りがけに思いついたウィットにとんだ会話を忘れた。二回くらい反芻して忘れないようにしてたのに。それを思いついて、今日は冴えてるなあ!と思ったのに。気分良かったのに。一日に考えたことの半分くらい忘れる気がする。何でだ?
最近、かわいい女の人を良く見る気がして、これはかわいい女の人の絶対数が増えたんじゃなくて、僕がかわいい人だと認識することが多くなったんじゃないかと思う。自動販売機の入れ替えをしに来たあの人、台車を押していた白い作業服のあの人、NTTのサービスセンターの電話の人、帰りがけに一瞬見たファミレスのレジの人。多い。この世は美人ばっかりか。男女が命の危機に瀕したとき、子孫を残そうとする本能から互いに愛し合うという説を聞いたことがある。この症状が今の僕に当てはまるんじゃないだろうか。命の危機、命の終末を感じている。しかし今現在、僕は病気も怪我もない、その予定もない。じゃあ、この説は間違っていた、とはならない。事を甘く見てはいけない。僕自身ではない。危機なのは僕を含む環境そのもの。そう、年末どころではない、世界の終末なのだ。今は。皆、終末を感じ、互いに求めあうのだろう・・・。クリスマス?それ何用語?
去年の12月も病んでたかなと思って見てみたら、あまりに起伏の無い自分が微笑ましかった。もっと、焦れ!
あと、そこでピューと吹く!ジャガーさんの8巻のこと書いてて、こないだ10巻が出てたので、ほんとに半年に一冊なんだなあと、実感した。