白飯

好きな物100

亜喜英

すぐ近くの天天有に並ぶ若者達を、見下しながら入店。カウンターのみで、店主夫婦をとりかこむ。人は3人ほどいた。

こってりした天一みたいなラーメン。豚の角煮が入ってる。僕の舌とボキャブラリではこれが限界だ。天一のこってりよりも、醤油のタレがしっかり効いてたような気がする。天一はなんか酸っぱいような後味だ。なんにしろ美味かった。ここを見つけたラーメンサイトの、冷静な管理人が4日連続で行ったというのも、まあわからなくもない。喉のためゆっくり食ったので最後の方のスープはしんどくなった。天一っぽい。

ミニから揚げ定食を頼んだ。から揚げ三つ。これも美味しい。食べやすいように切れ目が入ってるのも嬉しかった。ごはんも小・中・大で選べて、他のラーメン屋に比べて随分安い気がする。時間も遅くまでやってるし、学生客を呼び込もうという姿勢が見える。

店主夫婦は腰が低い。「ありがとう」の代わりに「すいません」と言う。帰るまでに5回以上は聞いた。カウンターの上に少しだけついた仕切りがあって、その上からお金をはらうときに「上からすみません」と言われた。最初は意味がわからなかった。むしろ調理場は客のいるフロアより一段下になってる感じで、僕が上から金を渡している感じなのだ。おつりをもらうときにも同じこと言われた。

ラーメンサイトの管理人も言っていたことだが、他の有名店に負けないで欲しいと思った。