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フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人  佐藤友哉

フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人 (講談社ノベルス)

内容(「BOOK」データベースより)
妹が死んだ。自殺だった、と僕のイカれた家族は云うが。そして現れた男。手にはビデオ。内容は妹のレイプ中継。渡されたのはレイプ魔どもの愛娘達の克明すぎる行動表。こうされちゃあ、する事は一つ。これが自然な思考だね。そして僕は、少女達の捕獲を開始した。その果てに…、こんな馬鹿げた世界が用意されているなんて知りもせず。

上はAmazonのあらすじ紹介。改めてあらすじ見るとすごい暗いなあ。結構暗くて血なまぐさかったけど、どこか現実感がかけてて読もう読もうと思ってた作者の第一作。作者の佐藤友哉は1980年生まれで、同い年だ。すげーなあと思いつつ、一体どんなやねんと半ば挑戦的な気持ちで読んだ(嘘)。最後まで読んだらほんとに馬鹿げた世界が用意されてた。文章は、割と読みやすくてポンポン進められた。説明無しにぽんぽん散りばめられた漫画やら小説やらの名前とか出てくる。わからないのは全然わからない。また次のを読んでみようという気になった。