白飯

好きな物100

あと五分を制する

あと五分って言いながら五分以上寝てしまう二度寝。今日も危なかった。五分で切り上げなければ確実にTAに遅刻していただろう。

今日のように五分で切り上げられれば良いが、五分といいつつ結局時間がきても追加のあと五分を続けていく場合や、五分のことすら忘れてしまう場合など意志薄弱型の僕にとってあと五分は、弱い意志の現れそのものだ。では逆に意志の強い人は、あと五分できちんと切替えるんだろうか。そもそもあと五分とか言わないのだろうか。

あと五分はバイオリズムの折り返し地点だと思う。一日の内で、一番気合いを入れて理性を働かせる瞬間だ。この瞬間が、心体を前向きに動かすか欲望にひきずらせるかを決める。卓球なんかで言えば相手と一点差のとき*1、バスケットでのリバウンド*2のような物だ。人生が道ならばあと五分という分岐が無数にあることになる。そこで確実に正しい道を選んでいかねばらないのだ。

不意な眠気にさらされた一日だったが、朝のあと五分を制したおかげで、昨日より調子が良かった気がする。将来成功したら、インタビューやら自箸伝とかにはこう書くんだろうな。
「あと五分を制するものは人生を制す」

*1:次の一点で同点になるか二点差になるか。追い付くか、突き放すか、接戦では精神は大きなファクター。故に一点差の局面は気合いを入れる、と聞いた。

*2:「リバウンドを制する者はゲームを制す」。ダイエットでも同じ。