白飯

好きな物100

東京チュートリアル

なかなか、夜行バスの中は快適そうだった。3列シートで、ゆったりした車内で、僕らの席の後ろには誰もいなかったので、席を限界まで倒して寝れた。でも、夜中二、三度起きた。よく眠れた気がしない。夢を見ていた。

夢の中で僕はストリートファイターリュウだったが、何故かケンという名前だった。僕は、名前を間違っていることに気付いていたが、(設定知らないヤツが作ると、こういうことになるんだ)と思いながらケンと名乗り、でも「しかし、俺はゴウと呼ばれている!」とフォローのつもりで間違った名前を言っていた。敵は6人くらいいて、皆黒いスーツを着ていた。一人ずつ倒していくのだが、敵はどんどん大きくなっていく。僕は、敵の攻撃を拳で止める、といった拳の弾幕のようなものを使いながら、敵をし止めて行く。こちらの打撃が通用しないようなデカイ相手は、かわして柔道の技で倒した。最後の敵は、合気道の先輩で、またゴツイ人だ。でもなんとか倒して、ついにその先輩が本気を出し、合気道場で勝負することになった。道場に行くと、師範っぽい老人が、道着に着替えている途中だった。あほっぽい絵柄だったが、達人はこんな風で実は強かったりするからあなどれない。それから、先輩と戦ったが、どうなったか忘れた。

東京は、とにかく人が多かった。毎日、こんな所を通るのは遠慮したい。田舎の方がいいやと思った。チュートリアルが終わったあと、ベタに東京タワーに上った。150メートル、250メートルの高さからみる夜景は綺麗だった。永遠に梅田が続く感じ。やはり首都は違うや。遠くにディズニーランドの花火が見えた。登ってよかった。