僕が玄関で靴を履いていると、スッと足元が暗くなり、見上げると、黒いコートの男が音も無く部屋に入ってきた。 「な・・なんだ、あんた」 「・・・」 男は何もいわず、靴を履いたまま部屋に上がりこんだ。男は部屋の隅に座り込んだままだ。何も喋らない。僕…

今回のようなことは、はるか昔から人間の間で起こっていることだと思った。自分を害する力と可能性を持った存在との関り方。一般的には差別を失くして、そのような存在と分け隔てなく接することが良いことと思われているのではないだろうか。マンガであるよ…

昨日の夜。ご飯を食べに出かける際、ドアを開けて座って靴を履いていると、スズメバチがスッと部屋に入ってきた。久しぶりのスズメバチに大いに狼狽しながらも、とりあえず外に出た。帰ってからのことは考えないようにして。帰ってきてから、作戦を開始した…

悔いのない生き方をするには、過去のことを忘れていけばいいと思う。恥も失敗も全部覚えているようで忘れている。後悔しない生き方。